- 背景
- ビジネスの一定レベルへの飽和、国内における需要の漸減などを受けて、IoT(モノごとのインターネット)に対する
期待感が高まっているが、具体的な事例や進め方について何を目指すべきか?が理解されていないのが実情です。
- 目的・目指すべきビジョン
- i3が狙うのは生産性向上ではなく、新しいビジネス・サービスモデルを創ることを推進します。
i3は、参画する企業が企業規模に関わらずオープンな検討と事例構築を推進することにより、
それぞれの企業に今までなかったイノベーティブな結果をもたらすことに注力します。
- 会員企業への貢献と期待
- i3の会員企業は、自らの課題と提供できる価値を明確にし、相互に貢献することで自らのビジネスをイノベーティブに
変えていくことを目的としています。
- OMG・日本OMG・IICとの相互関係とは?
- IoTは、業界をまたぐ複数レイヤを統合しなければならない複雑なモデルであり、1社では実現できないビジネスモデルとなることが殆どです。
その検討段階において、企業間で共通言語となるフレームワークが必要であることに加え、そのフレームワークとして、
複数企業が容易に連携可能な疎結合モデルにObject Modeling手法が有用である、と考えています。また、グローバル展開している企業において共通言語となるフレームワークとして、Object Modeling手法が有用であることは、
既に米国においては一般的な事例となっています。
標準化を担わないIICにとって、できあがったユースケースをグローバル展開、ないしは他業界に展開する際に必要となる標準化をOMGが担うため、
相互補完関係として事務局を担っています。IICは標準化を担うのではなく、産業界のさまざまなユースケースを実現することを目指した団体です。
各国において米IICと対になる組織の立ち上げが急がれています。
- IIC・日本OMG・i3の位置づけ
- 各国のIICの対となる団体立ち上げを一任されている団体OMGは、Object Modeling手法のIoT領域での普及を目指し事務局を支援しています。
i3 は、日本OMGの組織であり IICとは独立した組織です。i3とIICとのコミュニケーション等が必要な場合、
IIC Sales Representative Japanを通じて対応しています。
また推進上必要とされる IIC 関連情報は、公表されている情報を元に対応します。i3 活動を通じて、参加企業がIICへの参加を検討される場合は、IIC Sale Representative Japanより支援いたします。
i3は、日本OMGが立ち上げ IICのプロモート及び推進機能の役割を有しており、諸外国でもi3ミッションの重要性が注目され、
タイでは Institute of Indusdly Internet が設立されました。今後連携も視野に協業していく予定です。
- 主たる活動
- 会員企業による全体会、テーマ別のワーキンググループの推進
会員企業による事例共有会、外部向けオープンフォーラムの実施
テストベッドの実際の構築と運用
IIC Reference Architecture に基づいた開発手法の推進
- 参加登録費
- 一律5万円(別途プロジェクトマネージメント費用が必要な場合があります)
- 会議体運営
- 月1回の全体会議
月1回程度のWG会議:下記の中から4〜5つ立ち上げることを想定
インダストリー、農業、物流、流通、ヘルスケア、教育、ホスピタリティ
セキュリティは米IICのやり方をstudyするWGを想定
- 会員資格
- 趣旨とビジョンとミッションに賛同する企業を対象
企業の大小、公共団体は問わない
- 参加手続き
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アドバイザー橋本琢磨
アドバイザー西山悦郎
エバンジェリスト八子知礼
主席研究員小西英世
主席研究員青木直孝
主席研究員古木 元
- 体制
- 下記i3参加申込にて申請下さい。後日担当者よりご連絡させて頂きます。
- スケジュール
- (フェーズ1は全12ヶ月:進捗に応じて1〜2回/月)
・テストベッドのモデルケース形成(2回)
・テストベッドのビジネスモデル構築 (3回)
・テストベッドの実構築 (6回)
・IICのテストベッド認定基準への適合(4回)
・テストベッド運用結果の発表(2回)
(上記:マネージメント・コーディネーション有償フェーズ含)
- ゴール
- (フェーズ1のみ/フェーズ2では実ビジネス展開)
・全12回の会合でテストベッドのモデルケースを形成する
・IICのテストベッド認定基準に適合させるためのマイグレーションを行う
・海外に向けてテストベッドの概要について情報発信する
・IICの会合において発表する【毎回のWGのアジェンダ】
・前回議事の確認(15分)
・今回検討事項の宿題発表(30分)
・今回の論点の討議(45分)
・課題整理と次回までのアクション割当(15分)
- i3における展開アプローチ(マスタープラン)
- FAQ
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i3の中での機密保持をどのようにあつかうのか?
NDA締結を前提とする。
(OMGでの弁護士による締結) -
会員資格をどのように定義するか?
社数が増えれば良いわけではないため、情報収集目的での入会を遠慮
頂いている。 -
テストベッド運営推進企業が幹事か?
信頼関係のある企業を幹事企業として選定する。
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会員は何名くらいの参画工数を見込めば良いか?
各回WGに1名の参加程度を想定しており複数の場合はWG分を想定。
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3の中で扱うメソッドとは確立されているものか?何業種存在するか?
11ある開示されたテストベッドの日本語化された内容の概説及び評価
項目。 -
総務省・経産省が推進するIoT推進コンソーシアムとの違いは?
IICのReference Architectureに基づいた開発手法をベースに
日本における生産性向上ではないイノベーションを目指した
IoTモデルを検討するのが本イニシアチブである。
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